この記事を読むことで、米国株が堅調な理由や積立NISAでおすすめの投資信託を知ることができます。
※投資は自己責任でお願いします。
米国株が上下動しながらも堅調な理由
米国株式の堅調が鮮明となっています。
米国株は、2021年8月27日にジャクソンホールで行われたパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演内容を好感して、ナスダック総合指数とS&P500指数が共に史上最高値を更新しました。
現在は、実質長期金利(10年国債利回り-期待インフレ率)がマイナス圏で推移しており、債券の実質的な投資魅力を勘案すると、株式を中心とするリスク資産に資金が向かいやすい金融状況だと思います。
製造業も非製造業(サービス業)も総じて増収となり、コロナ禍での合理化が利益率向上に貢献するため、自社株買い効果も追い風にして2022年も過去最高益を更新すると思います。
バフェット氏が愛妻に助言する米国株投資とは
この記事では、米国で「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏(90歳)の投資助言に注目したいと思います。
バフェット氏は、CEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社での分散投資で莫大な資産を築き上げてきました。
そのバフェット氏は、「愛妻に残す遺産の9割をS&P500指数のインデックスファンドに投資してほしい」と助言しています。
奥様だけでなく、投資初心者に対してのメッセージとしても有名です。
2021年5月に実施されたバークシャー・ハサウェイの株主総会でも、バフェット氏は「アクティブファンドと比較してコストが低いS&P500指数連動型インデックスファンドへの長期投資」を勧めました。
S&P500指数とは、米国の時価総額加重平均を代表する指数で、企業価値の成長期待が高い(時価総額が大きい)500社で構成されています。
現在は、GAFAM(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)が時価総額ウエートの上位5社を占めています。
米国を代表する企業群に分散投資することは、世界最大手企業に分散投資することと同じで、世界経済の成長から恩恵を得るグローバル企業に分散投資することになります。
S&P500総収益指数は約30年で約23倍となり、世界株式や日本株式より優勢であったことがわかります。
バフェット氏が(奥様を含め)投資初心者にS&P500指数に連動するインデックスファンドを勧める理由は、こうした優れたパフォーマンスや米国株に対する長期的な成長期待があるからだと思います。
バフェット氏は、アクティブ投資にかかるリスクとコストについても言及してきました。
米国株式投資を検討するにあたっては、市場全体をカバーする時価総額加重平均指数に連動を目指すインデックスファンドを資産形成のコアに据えたいと思います。
積立NISAでおすすめのファンドはどれ?
米国市場の幅広い銘柄に分散投資する投資信託がおすすめです。
S&P500指数連動型インデックスファンドだとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がおすすめです。
もしくは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)です。
このファンドは、マザーファンドを通じて「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(米国籍ETF:VTI)に投資する追加型投信で、運用資産総額が3,000億円越えに増加している人気ファンドです。
VTIは、米国株式市場全体の動きに連動する投資成果を目指し、大型株から小型株まで約3,600銘柄に幅広く分散投資しているETFです。
個人的には、このどちらかを選択すれば、間違いはないと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
比較したブログも書いてますので参考にしてください
最後に
今後も、米国株は最高値を更新し続けると思います。
短期的には、下げたりする局面も多々あると思いますが、長期的には期待しています。
米国株をメインで買う理由!
・一株から買える
・年に4回の配当金
・株主思いの企業が多い
・国を挙げて株価を重視
・イノベーションが生まれやすい
・世界最大の消費大国であり人口増加国米国株を買いたくなってしまうよね✨
— だい🇺🇸長期投資家 (@D_1110202) July 9, 2021
すでに米国株投資をされている方、これから始める方、一緒に米国市場の恩恵を受け取りましょう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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