今回の記事では、テーパリングを巡る疑心暗鬼で市場心理はどう揺れているか?
2022年に向けて「長短金利動向」と「業績見通し」がどう注目されているか?
これらの疑問についてまとめます。
この記事の目次
テーパリングを巡る疑心暗鬼で市場はどうなる?
米国市場では、今週もS&P500指数とナスダック総合指数がまたまた最高値を更新しました。
S&P500指数は9月まで7カ月連続の陽線を記録し勢いが止まりません。
27日のジャクソンホール講演でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演が比較的に安定的だったことで、投資家心理の改善が世界市場に広まりました。
国内でも日経平均が2万9,000円台に回復(9月3日)しています。
菅首相が自民党総裁選に出場しないと表明したことも株価上昇の材料の1つになっていると思います。
おかげさまでお気にりの通信株KDDIとNTTは好調でした。
自民党総裁選挙や衆院選挙に向けた景気対策期待も株価の戻りを支えました。
米国市場では、本日(9月3日)に8月の雇用統計が発表されました。
テーパリングはもう少し先になりそうですね。

2022年に向けて「長短金利動向」と「業績見通し」が大注目
パウエルFRB議長は先週のジャクソンホール講演で「テーパリングを年内に開始することが適当だ」と発言していました。
7月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録公表を経て、債券市場も株式市場も相当程度織り込んできた金融当局の意向です。
実際、講演を受けた債券市場では長期金利は低下し、株価も上昇して反応しました。
注目すべき点は、パウエル議長が「資産購入のペースと政策金利は別物である」、「テーパリングの開始が利上げのシグナルではない」と言明してたことです。
パウエル議長は「足元のインフレ率の上昇は一過性である」との認識を繰り返し、デルタ型のウイルス感染が拡大していることを景気の下振れリスクとして指摘しました。
今月(9月)は株価が調整しやすい季節的なアノマリーがあるためポジポジ病の人は要注意です。
最後に
今月(9月)は、難しい相場になると予想されています。
こういう時こそ慎重にポートフォリオを見直して投資をしていきましょう。

ぼくは、毎月恒例の積立NISA、ジュニアNISA、iDeCo分の積立だけして様子を見ようと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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